新築・引っ越し祝いは実用的で便利なものがおすすめ！赤いものはNGです！

お友達や仕事などでお世話になった方が、引っ越すことになったり新居を構えた時はお祝いを贈りたいですよね。
おめでとうやありがとうの気持ちを込めて、素敵な贈り物を選びましょう。

もくじ

1. 新築祝いと引っ越し祝いの違いとは？
2. 新築祝い・引っ越し祝いの相場
3. 新築祝い・引っ越し祝いを贈るタイミング
4. 引っ越し・新築祝いでもらって嬉しかったのは実用的なもの
5. 実際に貰って困ったもの…処分しにくいものや趣味に左右されるものは注意
   ①趣味に合わないインテリア雑貨
   ②壁に穴を開けるもの
   ③植物
   ④スリッパ
   ⑤香りが強い洗剤
   ⑥中途半端な家電
   ⑦大きなもの
   ⑧火に関連するもの・赤いもの
6. おすすめの引っ越し・新築祝い
   生活を豊かにする家電
   キッチン用品
   洗剤
   食品 お菓子やお酒など
   タオルなど日用品

新築祝いと引っ越し祝いの違いとは？

新築祝いと引っ越し祝いは、同じように感じですが実は違いがあります。
贈り物を選ぶ際に、理解しておくと適切で素敵なプレゼントを選びやすくなると思います。
是非確認してください。

新築祝い・新居祝い

• 新築の一軒家を購入した時
• 新築のマンションを購入した時
• 企業が自社ビルを新しく建てた時

これらは【新築祝い】となります。

引っ越し祝い

• 新築では無い、中古の一軒家やマンションを購入した時
• 賃貸アパートやマンションから、別の賃貸住宅へ移った時

これらは【引っ越し祝い】となります。

移転祝い

• 企業や法人のオフィスが別の場所へ移った時
• 自営業のお店が別の場所へ移る時
• 本社移転・事務所移転・店舗移転など

これらは【移転祝い】となります。

新築祝い・引っ越し祝いの相場

仲の良いお友達同士なら、気軽に贈っても構わないと思いますが、引っ越し祝いや新居祝いにはマナーがあります。
お金のことは下手すると贈られた側が不快になってしまう可能性も。
失礼にならないよう確認しておきましょう。

• お友達へのプレゼントの相場は3,000円〜1万円
• 親戚や兄弟へのプレゼントの相場は5000円〜3万円
• 部下のプレゼントの相場は5000円～1万円
  ※あなたが立場や役職的にかなり上の場合は1万円以上
• 上司や目上の方へのプレゼントの相場は5000円～1万円

このように大体の相場がありますので、安すぎても高すぎても良くありません。
相手に気をつかわせないためにも、相場内に収まる金額の物を贈りましょう。

新築祝い・引っ越し祝いを贈るタイミング

新居のお披露目会があったり、遊びにおいでと招かれている時は、その時に持参してわたします。

新居に行かない場合は、引っ越しを知らされた直後、もしくは引越し後2週間～1ヵ月以内に贈ります。
ただ、餞別は引越し前に渡すのが一般的です。

引っ越し・新築祝いでもらって嬉しかったのは実用的なもの

新築祝いで実際にもらってうれしかったという声が多いのは

• 現金
• 生活が便利になったもの
• 美味しいもの
• ちょうど買おうと思っていたもの
• 自分では買わない高価なもの

などです。

一番多い声は現金です。
確かに色々お金が出る時なので自由に好きなものを買える現金が一番喜しいですよね。
ただ、現金はお互いに気を使うのでナシとします。
親兄弟なら現金でも良いのですが…友達同士でははっきり金額が見えるやりとりはトラブルの元になるので辞めておきましょう。
職場の上司へ現金を贈るのはマナー的にもNGとなります。

現金以外では、飾ったり記念になる様なものよりは、生活の中で使えるもの(消耗品)の方が好まれるようです。
引っ越しは結婚を機にする人や、家族で新居へという事が多いので、家族で使える・楽しめる品が喜ばれる傾向があるのでしょう。
家電や食器類が人気なのはこのような理由が考えられます。

また、お菓子やお肉など食べ物系も嬉しかったという声が多く、必ずしも残る物を贈る必要はありません。
引っ越ししたての頃は忙しくバタバタしていますので、なるべく日持ちするものを選ぶようにしましょう。

実際に貰って困ったもの…処分しにくいものや趣味に左右されるものは注意

もらって嬉しかったものとは逆に、気持ちは嬉しいけど困ってしまた…と迷惑になりやすいものがあります。
これらを贈る時は、事前に相手へ確認が取れれば良いと思います。
確認が取れない場合は、十分に相手の立場に立って本当に喜ばれるかよく考えて贈りましょう。

また、引っ越しや新居祝いにはタブーとなる贈り物もあるので一緒に紹介しますね。

①趣味に合わないインテリア雑貨

ギフトは趣味に左右されるものが大半ですが、タオルなど消耗するものなら、たとえ趣味に合わない色や柄でも何かしらに使えていつかは捨てることが出来ます。
しかしフォトプレートや置物など、ずっと残るインテリア雑貨の場合なかなか捨てる機会がありません。
折角もらったから飾らないと申し訳ないですし、かといって趣味に合わないものを飾るのは苦痛です。

引っ越し・新居祝いに限った事ではありませんが、処分しにくいものを贈るのはとても危険なこと。
好みに左右されて、かつ残るものを贈る時は、相手の家に合うかどうかをしっかり把握して居ない場合は避けた方が良いです。

②壁に穴を開けるもの

インテリア雑貨の中でも壁に穴を開けなければならないものは避けるべきです。
例えば掛け時計や重たい額縁など。
新居に傷をつけなければならないので、タブーの品とも言えます。

③植物

観葉植物や鉢物は、引っ越し・新居祝いの定番とも言える品です。
しかし、実際は枯らしてしまう・水やりが面倒・置く場所に困るなどの理由から、迷惑となる可能性が高いものです。
戸建や高級マンションで部屋全体が広い、元々部屋に植物が飾られていたなど、観葉植物が喜ばれるかどうかをよく考えてから贈りましょう。

④スリッパ

お洒落なスリッパは新居に最適！と思う人も居ると思いますが、スリッパは踏みつけて使うものなので「あなたを踏み台にします」という意味にとれるとして上司へは絶対贈ってはいけない品とされています。
お友達同士や家族親戚でも、気にする人はいるかもしれません。
避けた方が良いでしょう。

⑤香りが強い洗剤

自分では買わないような、少し高級なキッチン洗剤や洗濯洗剤は喜ばれます。
しかし、注意したいのは香りです。

洗濯洗剤は強い香りが苦手と言う人も居るので、無香料を選んだり事前に確認を取れれば安心です。
香りが好きな人は、会った時に服からふわっと柔軟剤が香ったりするのでちょっと意識して事前にチェックするのも手です。
肌が弱いお子さんがいるなら、赤ちゃん肌でも安心などの優しい洗剤が喜ばれます。

⑥中途半端な家電

家電は一家に一台あれば十分なものが多く、すでに持っている物より性能が優れていなければ使う機会はありません。
最新の物や、あったら便利だけどあまり買う人が少ない家電なら喜ばれるかもしれません。

⑦大きなもの

どんな状況でも、大きなプレゼントは『もらって困ったもの』にランクインします。
雑貨でも家電でも消耗品でも、大型な物は避けましょう。

⑧火に関連するもの・赤いもの

火に関係するものは火事を連想させるので、引っ越し・新築祝いには絶対選んではいけません。
例えば、暖房機器やライター、灰皿など。

さらに、赤い色も炎をイメージするので選んではいけません。
赤いタオルや赤い家電など。

おすすめの引っ越し・新築祝い

生活を豊かにする家電

実際に貰って困ったものでも触れていますが、家電は一家に一台あれば済むものが多いです。
なるべく性能がいいものや、一家に数台あっても困らないもの、また小型の物を選ぶのがおすすめです。
1人暮らしを始める人なら、細々と家電が必要になるので喜んでもらえる可能性が高いです。
掃除機など喜ばれると思いますよ。

キッチン用品

鍋やフライパンなどの調理器具は普通に生活していれば必ず使う機会があります。
とくにフライパンは出番が多いですし、調理によって大きさや形、深さなどを変えて使いますし、焦げ付いたら買い替えが必要なのでプレゼントで貰ったら嬉しいと言う人は多いです。
上質でお洒落なものを選んで贈りましょう。

洗剤

お洒落な洗剤は実用的で喜ばれる贈り物です。
ただ、先にも書いたように選択洗剤は香りが気になる人も居るので、そこは注意が必要です。
引っ越して1人暮らしをする若い女性の嬉しかったという声が多いです。

食品 お菓子やお酒など

お酒は人気のお祝いの品です。
新築の場合、お披露目会をする人もいますよね。
お披露目会に呼ばれているなら、手土産としてもお酒はおすすめです。
相手の好みに合ったものを贈れれば最高です。

お菓子の場合は賞味期限の長いものを選びましょう。
贈る相手が家族なら子供も好みそうなものを。
夫婦やカップル・一人暮らしなら、大人の味を選ぶのも良いですよね。

高級菓子は下記↓の記事にも一覧でまとめられていますので是非参考にしてください。

タオルなど日用品

引っ越しを機に古いものを処分している人も多いので、新しいタオルは喜ばれると思います。
タオルなら何かしらに使えますしね。
ミシンが得意な人なら、使い古したタオルを雑巾として再利用してくれるかもしれません。

タオルは毎日使いますが、ブランドのフカフカタオルばかりで揃えている人はあまり居ません。
とってもお金持ちな人ならブランドで揃えているかもしれませんが…大体はファッションセンターなどで安いタオルを普段使いしているでしょう。
自分ではあまり買わない様なブランドの、なるべく見た目はシンプルで、上質なものを贈りましょう。