メイクブラシって種類が多すぎてよくわからないですよね。
アイメイクは付属のチップ。
リップは直塗り。
ベースはパフや手で。
そんな人も多いでしょう。
そこで今回はどんなブラシをどこでどのように使うのかをご紹介します。
アイメイク
スクリューブラシ
△RMK スクリューブラシ
やや硬めのブラシ。
眉毛をとかして流れを整えたり、アイブロウをぼかす時に使います。
かたいため肌に押し付けてごしごしするのではなく、パウダーだけをぼかしましょう。
また、まつ毛をとかすのにも使えます。
マスカラをする前にとかしておくと、だまになりにくくなります。
それでもだまになってしまった場合は最後にもう一度とかしましょう。
まつ毛をとかすことで刺激されてまつ毛が長くなるため、毎日少しずつとかしておきましょう。
アイブロウブラシ(アングルブラシ)
△アディクション アイブロウ ブラシ
毛が短く平らに切りそろえられています。斜めにカットされているものも多いです。
アイブロウペンシルで眉をかいた後輪郭を何もつけていないアイブロウブラシでぼかしてふんわりとした眉に仕上げます。
また、アイブロウパウダーをブラシにとって眉の間に色を埋めていくことも可能です。
眉山から眉尻にかけてかいた後に、眉頭にふんわりと色をのせれば自然なアイブロウの完成です。
眉毛は顔の中でも重要なパーツの一つです。
アイブロウパウダーに付属のブラシがついていることもありますが、柄の長いブラシを使うことで顔全体を見ながら眉を描いていくことができるため、美しくかきやすいです。
特に毛先が斜めにカットされているものはアングルブラシと呼ばれており、アイラインをひくこともできます。
斜めのカットが目尻の跳ね上げがかきやすくなっています。
目尻の三角ゾーンなど細かい場所にも向いています。
ブレンディングブラシ
△MAC #217ブレンディングブラシ
アイシャドウ用のブラシ。
アイシャドウをぼかす時に使います。
何もつけていない筆でアイシャドウをブレンディングすることで、きれいなグラデーションが作れてより自然なぱっちりアイにしてくれます。
指でぼかしている人はシャドウの色が指の方についてしまって消えちゃった…なんてこともなくなります。
また、色がふんわりとのるため、アイシャドウをブランディングブラシに取るとやさしくしあがります。
ニュアンスカラーをいれるのにも最適なブラシです。
また、鼻筋のハイライトやシェーディングをぼかすのにも使えます。
アイシャドウブラシ大
一般的なアイシャドウブラシより少し大きめの物。
アイホール全体にふんわりとベースカラーを入れることに適しています。
ブレンディングブラシの代わりになることもあります。
毛並みがやわらかいものほど優しい発色です。
アイシャドウブラシ小
△ロージーローザ 熊野筆 アイシャドウ用 S
一般的なアイシャドウブラシ。
1本で済ませたい人にはこれがおすすめです。
毛足はかたすぎず、チクチクしない柔らかいタイプを選びましょう。
小回りもきいて万能なアイシャドウブラシになります。
鼻筋のシェーディングブラシとしても使い勝手がいいですよ。
シェーダーブラシ
△MAC #228 ミニシェ-ダーブラシ
毛の密度が濃く、毛足が短めのアイシャドウブラシ。
アイシャドウの発色を良くしてくれます。
濃く発色させたいときにもってこいのブラシでチップや手よりもよく発色してくれます。
そのため目のきわにアイラインをひくように締め色のアイシャドウをいれるのに向いています。
アイラインや、チップで濃くシャドウを入れるときつい印象になりがちな人はぜひ試してみてください。
つくしブラシ
△TAUHAUS CHERRY アイシャドウブラシ (つくし)
つくしのようなフォルムのアイシャドウブラシ。
熊野筆によくみられるブラシです。
先端が細いため思い通りの場所に色をのせられるうえに、すこし傾ければアイホール全体にも塗りやすいブラシに早変わり。
毛足が長いためブレンディングもしやすくてグラデーションしやすいです。
目のきわからアイホール全体まで幅広くつかえるアイテムです。
先が尖りすぎていないため涙袋のハイライトをナチュラルにつくることができます。
ペンシルブラシ
△MAC #219ペンシルブラシ
つくしブラシと似ており、先端がさらに尖ったブラシ。
シャドウをアイライン代わりに目のきわにピンポイントでいれることができます。
他には下まぶたにアイシャドウをのせたり、アイラインをぼかしたり、目頭や涙袋にハイライトをのせることもできます。
アイライナーブラシ
△ボビイブラウン アイライナーブラシ
ジェルアイライナーを使う時や、シャドウでアイラインをひきたいときに使います。
小さくて細かいところにもフィットするため、目尻の三角ゾーンにも使えます。
ベースメイク
リキッドファンデーションブラシ(コンシーラーブラシ)平筆
△THE BODY SHOP ファンデーションブラシ
毛先が3センチほどのものはリキッドファンデーション向き、小さいものはコンシーラー向きです。
メイクさんはほとんど平筆タイプでファンデーションを塗っています。
それだけ綺麗に、表と裏の二面を使ってナチュラルに仕上げることができます。
また、艶肌に仕上げたい人に向いています。
小回りが利いて小鼻のまわりや目のきわまで丁寧に塗ることができます。
ただはじめて使うのにはコントロールが難しくむらになってしまうことも。
小さいものなら消したいシミにピンポイントにコンシーラーをのせることができます
ファンデーションブラシ フラットタイプ
△資生堂 ファンデーション ブラシ 131(専用ケース付き)
パウダリー、リキッド、クリーム、固形ファンデーションに使えるブラシ。
初心者でも肌に均一にファンデーションをのせることができます。
パフで肌にのせるより薄付きで、ファンデーションが肌に密着してくれます。
そのため艶肌よりはマットよりの仕上がりになりやすいです。
小鼻のまわりが塗りにくいことも多いです。
少し斜めにカットされているものなら幾分塗りやすくなります。
パウダーブラシ
△RMK フェイスパウダーブラシ
パウダーファンデーション用ブラシ。
フェイスパウダーをのせることもできます。
万能なブラシ。
フェイスブラシ斜め(アングルブラシ)
△竹宝堂 RR-P2パウダー赤
筆先が斜めになっているのが特徴です。チーク、シェーディング、ハイライトをのせるのに便利で、し筆先の斜めが頬骨やフェイスラインにフィットしてくれるので自然な立体感が手に入ります。
耳横の頬骨の下にシェーディングを入れやすかったり、その細長い形がチークを入れやすかたりします。
カブキブラシ
△ETVOS カブキブラシ
歌舞伎のかつらのイメージで名づけられました。そのため世界共通でカブキブラシ。
毛量が多く、おおきめのカブキブラシならふんわりとナチュラルなベースメイクに仕上げてくれます。
柄の部分が握りやすく顔にくるくるとパウダーをのせやすいです。
ブラシ全体に長さが無く、自立させて置いておけるのが便利です。
フィニッシングブラシ
△ローラメルシエ フィニッシングブラシ
余計な粉を払ってくれる仕上げのブラシ。
粉を払うためすこし毛が固いものが多いです。
顔を磨くようにくるくるすると艶肌に仕上げてくれます。
なんだか粉っぽい厚塗り感のあるオバサン顔が気になる方は、仕上げに磨いてみましょう!
肌にベースメイクがぴたっと密着して陶器のような毛穴レスのつるっとしたお肌に。
ものによっては、筆先がフラットになていて最初からファンデーションを付けて塗り広げることも可能です。
おわりに
いかがでしたか?
ブラシをつかってメイクを上達させてもっときれいになっちゃいましょう!