いつの間にか黒ずんでいる…黒ずんだ膝をキレイにする方法教えます!

普段はあまり気にしていないけど、ふと足を見ると膝が黒ずんでいる…なんていうことありませんか?
春から夏にかけて増える「肌の露出」。
スカートやショート丈のパンツ、水着を着ると足は必ず出ますよね。
足の膝に黒ずみがあったら、せっかく可愛い洋服や水着を着ていても、黒ずみで台無しになってしまうことも…。
足の太さを気にすることも大切ですが、膝の黒ずみもキレイに整えて更なる美脚を目指してみませんか?

膝が黒ずむ3つの原因

①摩擦


おもに毎日着ている洋服によって起こる摩擦、椅子や床などとの摩擦が膝を黒ずませてしまう原因の1つ。
体にフィットしたスキニージーンズをよく履く場合、綿素材などの肌にやさしいものを着用してみてください。
体に密着した洋服はこすれて摩擦が起きやすいので、化学繊維のものは避けましょう。
また、洋服を着る前はボディークリームなどを塗ってみてください。摩擦の軽減にもなりますよ。

②乾燥

他の体の部位に比べて膝は皮脂腺や汗腺が少ないので、とても乾燥しやすいです。
皮脂は皮膚の表面を潤わせて保護します。
しかし、膝は皮脂の分泌が少ないため、皮膚を保護する力が弱いのです。
潤いが少ないので肌を守るバリア機能が低下し、乾燥からのダメージを受けやすくなっています。そのため、「黒ずみができやすく治りにくい」という欠点を持っているのです。

③圧迫

膝をついたりして膝を圧迫してしまうと、黒ずみの原因になります。
膝立ちや膝歩きなど体重の圧力がかかりやすい膝は、顔などとは皮膚の構造が違うので角質層が分厚くなっているのです。
また、角質層が厚いと肌が硬くなりやすく、潤いが浸透しにくくなります。

黒ずみにはタイプがある

膝が黒ずんでしまうのには、2つのタイプがあります。
1つ目は「メラニンによる黒ずみ」、2つ目は「毛穴のつまりによる黒ずみ」です。
黒ずむタイプが違うと、お手入れの方法も違ってきます。
次はこの2つのタイプ別に、膝の黒ずみケアの方法をご紹介しますね。

1.メラニンによる色素沈着の黒ずみのケア


メラニンによってできた色素沈着の黒ずみには、2つの対策方法があります。
1つ目の対策は「刺激を与えない」こと。
具体的には、以下のことに気をつけましょう。

・洋服によって起こる摩擦
・膝をついて圧力をかける
・紫外線を極力避ける

もともと、膝は皮脂腺が少ないので乾燥しやすいです。
顔の皮膚も皮脂が少ないと乾燥し、くすみが生じやすくなりますよね。
それと同じで、乾燥しやすいところにダメージを与えてしまうと、皮膚はどうしても黒ずみやすくなります。

2つ目の対策は「保湿ケアをする」こと。
膝も顔のスキンケアと同様、皮膚が潤っていれば肌のトラブルは防げます。
皮膚の中に潤いを与えるのも大事なのですが、まずは膝の表面をしっかりと保湿してください。
膝が乾燥しにくい環境を整えるようにしましょう!

2.毛穴のつまりによる黒ずみのケア


膝が黒ずむ原因はほとんどがメラニンによるものですが、
毛穴に皮脂が詰まってしまって黒ずみが目立つこともあります。
皮膚が乾燥すると、毛穴周辺の皮膚まで硬くなります。
すると、毛穴から分泌される皮脂が毛穴に詰まり、黒ずみが生まれてしまうのです。

毛穴によって起こる黒ずみには、重曹でのケアが効果的!

▼材料
重曹ひとつまみ(食用or医療用の重曹を使ってください)
水orぬるま湯

▼ケア方法
1.手のひらに重曹を取り、水またはぬるま湯を少しずつ加えながらペースト状にしていく
2.膝に塗ったら、力を入れすぎないように優しく撫でる
3.終わったら洗い残しがないように優しく洗い流し、ローションやクリームで保湿する

 

重曹が膝の黒ずみケアに効果がある理由


毛穴に詰まった皮脂や汚れは「酸性」といわれています。
その酸性の汚れは、アルカリ性で落とすことができます。
ただ、アルカリ性にも強さがあり、強すぎると皮膚が黒くなってしまったり炎症を起こすことも。
そのため、アルカリ性でも「弱アルカリ性」を使うことが安全です。

重曹は弱アルカリ性なので、肌への負担を最小限に抑えてくれます。
そのことから、毛穴のつまりによる黒ずみケアに良いと言われているのです。

重曹を使う時には注意が必要!

重曹でケアをする時に注意しておくことは、塗る時も洗い流す時も「擦らない」こと。
力を入れたり強く擦ると、摩擦が起きて炎症や黒ずみの原因になりかねません。
また、重曹でのケアは週に1回程度にしておきましょう。
重曹は、肌のタンパク質を分解する効果も持っています。
毎日使ってしまうと、ターンオーバーが早くなりすぎてしまい、肌のバリア機能が低下してしまうのです。
やりすぎは肌の負担になるのでやめましょう!

黒ずみケアには「角質を除去する」「肌をやわらかくする」「保湿する」ことが大事!

膝の黒ずみをキレイにするには、保湿クリームを塗るだけでは効果がありません。
それは、皮膚の表面に古くなった角質や汚れがあると、保湿クリームが浸透しないからです。
黒ずんだ皮膚表面と内部に水分を与えて柔らかくすると、皮膚の内部まで水分が浸透して効果が出ます。
しかし、黒ずんだ膝はそんな簡単に柔らかくなってくれません。
なので、順番としては最初に「古い角質を除去」、次に「肌をやわらかくして水分の浸透を促す」、最後に「保湿」ということになります。

①古くなった角質はスクラブとピーリングで除去


古い角質は、スクラブとピーリングの方法を使って除去します。
この2つの方法は肌を柔らかくし、毛穴の詰まりや古い角質を掃除してくれるのです。
しかし、肌の弱い方には刺激が強く感じる場合もあるので、注意が必要。

また、スクラブとピーリングは、1~2週間に1回で抑えましょう。
やりすぎると、肌が黒ずんでしまったり、皮膚を痛める原因となります。

スクラブ

重曹を使ったケアと同じく、硬くなった皮膚の表面を磨いて、蓄積された角質を除去する効果があると言われています。

<塩で黒ずみをケア(スクラブ)>

▼材料
塩ひとつまみ
石鹸かボディソープ
▼ケア方法
1.石鹸またはボディソープをふわふわになるまで泡立てる
2.泡に塩をひとつまみ混ぜる
3.優しくマッサージ
4.水やぬるま湯でしっかり流し、タオルで優しく水気を拭きとる

ピーリング

皮膚の表面にある角質を溶かし、除去する効果があると言われています。

<レモンでピーリング>
▼材料
スライスしたレモン
蒸しタオル
▼ケア方法
1.膝にスライスしたレモンを押し付ける
2.5~10分そのままにしておく 3.蒸したタオルで拭き取る

レモンには「ソラレン」という紫外線を吸収しやすい成分が含まれています。
レモンでピーリングを行う際は、紫外線を浴びない時間や入浴後などにしましょう。

ピーリング剤を使うのもアリ


ナチュラルアクアジェル Cure

水をベースに作られているので、顔にも使うことができます。
1本あたり2,500円でありながら、2~3ヶ月使えるのでコスパが良いです。
お手頃価格でしっかり角質が除去できるので、コスパを求める方や安心して使いたい方にもオススメ!

②パックでうるおいの浸透率をアップ

パックをすることで、角質層や細胞の隙間にうるおいを与えます。
うるおいが通る隙間の道を作ることで、仕上げの保湿クリームの浸透率をアップ。
角質層がうるおうと、肌のバリア機能が高まり、外部からの刺激に強くなって黒ずみになりにくくなります。

<ヨーグルトを使ってパック>
▼材料
ヨーグルトのホエイ(ヨーグルトの上に溜まる透明な水分)
コットンまたはティッシュ
▼ケア方法
1.ヨーグルトの上に溜まっている透明な水分を、コットンまたはティッシュに染み込ませる
2.染み込ませたコットンまたはティッシュを膝に貼って、10~15分ほど放置
3.水やぬるま湯でよく流す、またはタオルで拭き取る

また、普段から顔などに使っている化粧水を膝にも塗ってみましょう。
肌がうるおい柔らかくなるので、毎日続けてみてください。

③膝をしっかり「保湿」させる


古い角質を除去→肌をやわらかくする→最後は膝に保湿成分をしっかり浸透させましょう。

膝は角質層が分厚いので乾燥しやすいです。
なので、保湿効果の高い成分を含んだクリームを使うことで、黒ずみの対策と予防をすることができます。
しっかり保湿させるためには液体の美容液よりも、油分の多いクリームなどを使うと良いでしょう。
膝をしっかりと保湿し、乾燥や刺激から守る役割をしてくれます。

保湿成分がしっかり含まれた商品

ワセリン


ワセリン
肌が敏感な状態でも使えるワセリンは、肌荒れなどにも使える代表的な市販薬。
肌の表面に油性の膜を張り、肌から水分を蒸発するのを防ぐ効果があります。
スキニーなど膝が擦れてしまう時、ワセリンを塗っていれば摩擦を軽減することもできますよ。

ニベア


ニベア リフレッシュプラス ホワイトニングミルク
ワセリンと同様、肌に膜を張って保湿をしてくれる効果があります。
ワセリンと違うところは、天然オイルなどが配合されているところ。
膝の皮膚が乾燥して硬くなり黒ずんで見える場合、ニベアのような保湿成分があるクリームを塗ると効果がでることもあります。
しかし、メラニンによって黒ずんでいる場合は、美白成分の含まれたクリームを塗ってください。
ニベアには美白を目的としたクリームも販売されているので、症状によって使い分けてみてくださいね。

シアバター


ロクシタン シアバター
シアバターには美容成分が豊富です。
肌のターンオーバーを助ける働きや、水分をしっかり留めてくれる効果などがあります。
10円玉くらいの大きさを手に取り、手の温度でクリームをあたためます。
そして、マッサージをするように塗りましょう。
クリームは温めてから使うと肌によくなじみ、美容成分の浸透率も高まると言われています。
最近ではハンドクリームやボディクリームにもシアバターが含まれているので、自分に合ったもので保湿をしていくと良いですね。

尿素


尿素10%クリーム
皮膚とも調和しやすい尿素は、肌に負担をかけずに黒ずみの対策ができます。
尿素は角質を溶かすピーリングの効果もあるのですが、尿素の濃度によって効果が変わってくるので気をつけましょう。
濃度が高いとタンパク質を溶かす作用が強くなり、肌のターンオーバーを促進させます。
肌の弱い方は、濃度10%以下の低濃度クリームから使い始めましょう。
肌の反応を見ながら試してみて、慣れてきたら徐々に高濃度に切り替えてください。

ポイントとしては、膝の角質がやわらかくなっていると感じたら、再び低濃度タイプのクリームに戻すこと。
高濃度タイプの尿素クリームは、ピーリング剤に近い役割をします。
なので、毎日使用すると肌に負担がかかるので、膝の様子を見ながら低濃度に切り替えるなど工夫が必要になるのです。

美白成分の含まれたクリームも使ってキレイな膝を目指す

膝の黒ずみをキレイにするには古い角質を除去し、肌をやわらかくしてから保湿することが大切です。
その工程にプラスして、膝に美白成分を含んだクリームを塗ることをオススメします。
美白効果もありながら、保湿成分もしっかり配合されたクリームを紹介しますね。

ホスピピュア

9,000円

・湘南美容外科と共同開発したクリーム
・トラネキサム酸配合でメラニンが作られ始める一番初期をブロック
・全身の黒ずみに使える
・保湿成分もしっかり配合 ・無添加処方で敏感肌でもOK

ピューレパール

7,600円

・うるおい成分(トリプルヒアルロン酸、プラセンタなど)配合
・美白成分(プラセンタ、ビタミンC誘導体など)配合 ・無添加で低刺激だから敏感肌にも使える
・脇の黒ずみ以外に、膝や全身にも使える

薬用イビサクリーム

7,000円

・2種の薬用成分(トラネキサム酸、グリチリルリン酸2K)配合
・4種の植物成分(サクラ葉抽出液、カモミラエキス、ダイズエキス、オウゴンエキス)配合
・8種のうるおい成分(ローズ水、ヒアルロン酸ナトリウム(2)など)配合
・天然由来の成分でくすみをケアし、美白に導いてくれる

 

普段からできる膝を黒ずませないこと

膝を擦らないようにする


生活習慣から起こる膝への摩擦は、いつもしている行動を気をつけることで、膝の黒ずみ改善につながります。
以下の項目に気をつけて、日常生活を送ってみてください。

・床や座敷など、膝立ちでの移動を避ける
・立ったり座ったりする時は、膝をつけないようにする
・正座をなるべく避ける
・ナイロン製のタオルでゴシゴシ強くこすって洗わないようにする
・体にフィットしたスキニージーンズやボトムスは避ける(肌にやさしい素材を選ぶようにしましょう)

日本は畳や和室などが多く、正座や膝をつける機会が多いと思いますが、できる範囲で気をつけてみてください。

乾燥に気をつける

顔と同様に、膝も乾燥に気をつけましょう。
お風呂上りや膝の乾燥が気になったら、化粧水や保湿クリームを塗るように心がけてみてください。
膝に圧迫をかける体勢や膝に摩擦を与えてしまうと、もともと乾燥しやすい膝はもっと乾燥してしまいます。
日ごろから膝にうるおいを与えておくと良いでしょう!

おわりに


「膝は年齢が出る」と言われるように、いくら細くキレイな脚でも、膝が黒ずんでいては台無しです。
一度、自分の膝の状態を見てみてください。
皮膚が硬く分厚くなっていたら、スクラブやピーリングで古い角質を取り除きましょう!
皮膚が乾燥しているようだったら、保湿を欠かさず行ってください。

膝の黒ずみは日常生活からも改善できるので、自分のできる範囲で取り組んでみてはいかがでしょうか?
脚を出す機会が増える春や夏を、キレイな膝で楽しく過ごしてみてください!







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