夏は汗をかくもの。ですがせっかくメイクしたのに汗で落ちてしまったり、ベトベトになってしまうのは本当に残念ですよね。
身体はまだしも顔だけは死守したい!と思っている方はたくさんいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、顔の汗を止める方法や便利な顔汗アイテムをご紹介します!
汗っかきの方、是非参考にして頂けたら幸いです。
顔に汗をかく原因
顔に汗をかく原因なんて「暑いからに決まってるじゃん!」と思われるかもしれません。
確かに「暑くて体温調節のために汗をかいている」というのは汗をかく大きな原因ですが、顔汗の原因はそれだけではありません。
「顔汗が多い気がする…」という方は思い当たることがないかチェックしてみてください。
自律神経の乱れ
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。
汗をかく際は「交感神経」が優位に働いているときです。
ストレスなどにより自律神経が乱れ、交感神経が常に優位な状態が続くと発汗のコントロールが狂ってしまい必要以上に汗をかいてしまうことがあります。
リラックスタイムを作るなどし自律神経を整えていくことが大事です。
運動不足
普段運動をせず汗をかく機会が少ない人は、汗をかく機能が衰えている場合があります。
つまり汗腺が休止状態に入ってしまっているのです。
汗腺が休止してしまっている人は、動いたときなどに手や足に汗をかいて体温調節することが難しくなります。
その結果、ちょっと動いただけで汗腺の多い頭や顔、脇などから大量に汗をかいてしまうことになります。
辛いものや肉が好き
辛いものや香辛料などを食べると汗が出ますよね。
こういった食事での汗は直接汗腺を刺激するので、身体全体というよりも汗腺の多い頭や顔から汗が出やすくなします。
また肉などのたんぱく質は肝臓でエネルギーに変える際、熱を多く発生させます。
肉類ばかり食べていると体温が上がり汗をかきやすくなります。
更年期障害(ホットフラッシュ)
更年期障害のひとつに「ホットフラッシュ」というものがあります。
暑くもないのに顔から汗が出たり、顔が火照るといった症状です。
通常40代以上で閉経した方に更年期障害がやってきますが、20代、30代の方でも春門バランスが乱れることによりプレ更年期障害の症状が表れる場合もあります。
顔面多汗症
多汗症とは特定の箇所に大量に汗をかいてしまう症状です。
顔ばかりに汗をかく場合顔面多汗症である場合があります。
汗をかかせる自律神経がなんらかの原因で敏感になって引き起こされると考えられています。専門のクリニックで治療することもできるので、生活に支障をきたすほどであれば医師に相談してみましょう。
いかがでしたか?
思い当たることがあった方はまずはその原因を解消することが大事です。
自分の力ではどうにもならない場合は、クリニックなどに相談してみましょう。
ですが体質改善にはある程度時間がかかるもの…。
「夏はすぐそこ!そんなの待っていられない」という方のために「即効性があり自分で出来る顔汗を止める方法」を次の章からご紹介していきます。
是非試してみてください!
顔汗を徹底的に止める優れもの!顔用制汗剤
制汗剤はワキの下や身体に使うものというイメージが強いですが、顔用につくられたデオドラント剤も人気です。
顔用制汗剤を使ってから「顔汗がだいぶ軽減した」「メイク崩れに悩むことが無くなった」「前髪のスタイリングが汗で崩れることがなくなった」などの嬉しい効果がたくさん報告されています。
もちろん顔は身体よりも皮膚が敏感でデリケート。
きちんと使う商品を吟味しなければいけまん。
ここでは口コミで人気の商品に絞って、便利な顔用制汗剤をご紹介します。
顔汗を止める!おすすめ顔用デオドラント①
サラフェプラス
【通常価格】8480円(税抜)
【定期価格】2980円(税抜)
【内容量】30g(1か月分)
数々のメディアで紹介され2016、2017年モンドセレクションも受賞した人気商品です。
「フェノールスルホン酸亜鉛」を配合し汗を抑える働き、汗を吸着し流れないようにする働きがあります。医薬部外品で効果が高く、一日中サラサラ肌が続きます。
そして敏感肌でも使える肌に優しい処方が人気!
ナノセラミドを配合し、7つの無添加処方。添加物が一切含まれていません。
肌が弱いけど大丈夫かな…と心配している方にも好評の商品です。
1本使い切っても返金可能なので安心して試してみることができます。
顔汗を止める!おすすめ顔用デオドラント②
薬用ノエミュ
【通常価格】6980円(税抜)
【初回限定価格】980円(税抜)
【2回目以降】4980円(税抜)
「パラフェノールスルホン酸亜鉛」と、「和漢シャクヤクエキス」など発汗防止成分とリラックス成分が配合されています。
その他にも肌を守る和漢成分がぎゅっと入っていて、紫外線のダメージから肌を守ります。
汗を抑えながら美肌になるということに着目して作られています。
初回価格がなんと980円!
気軽に試せる価格が人気を呼んでいます。
顔汗を止める!おすすめ顔用デオドラント③
パースピレックス
【通常価格】4800円
【初回価格】2900円
元々顔用につくられた商品ではありませんが、「顔に使うことで汗がピタっと止まる!」と口コミで話題を集めています。
他のデオドラント商品とは違って、寝る前に塗って使います。
有効成分が汗と反応し、寝ている間に角栓にふたををすることで、日中の汗を止めてくれます。
成功して「汗に悩まなくなった!」という声がある一方、刺激が強く肌がピリピリするなどの声も多いので、正直肌の弱い方にはおすすめできません。
ですがワキや身体であれば問題なく使えるはずなので購入しても無駄にはならないです。
⇒口コミ・レビューはこちら
顔汗を軽減する!汗に効果的なサプリメント
サプリを利用して身体の中から顔汗対策することも出来ます。
即効性は弱いですが、続けることで確かな効果が出てきます。
必要以上にかいてしまう汗に効果的なサプリメントをご紹介します。
汗を軽減!おすすめサプリ①
アセッパー
【通常価格】6800円
【定期価格】4800円
【内容量】90粒(1か月分)
4つのポリフェノールの力で、汗の質を変えサラサラにします。
さらに4つの消臭成分で汗のニオイを抑えます。
女性に嬉しい効果として、大豆イソフラボンで女性ホルモンの安定。
また、コーンシルクエキスでむくみの改善もしてくます。
汗に悩む女性に人気の商品です。
汗を軽減!おすすめサプリ②
あせしらず
【通常料金】5500円
【定期コース】9回3700円/6回3900円/3回4400円
【内容量】150粒(1か月分)
身体の熱を放出してくれるカリウムが5粒に520㎎も入っています。
また大豆イソフラボンの40倍の働きをするプエラリアミリフィカ、リラックス成分のGABA、汗のニオイを抑える渋柿エキスなどを配合。
普段の食生活にで不足がちな成分がぎゅぎゅっと入っています。
身体の熱や火照り、厚さが気になる方におすすめです。
これじゃ足りない!完全に汗をストップさせる薬とは
中には制汗剤もサプリも試したけど効果がない!という方もいるかもしれません。
そんな場合は汗を止める「薬」を試してみるのもひとつの手です。
多汗症に用いられる薬が「プロバンサイン」です。
プロバンサインは多汗症の薬の中で唯一認定されているものです。
アセチルコリンという物質の動きを抑制し、汗をかくという指令を脳に与えることを防ぎます。
かなり即効性があり、飲んでから1時間くらいにで効果を発揮します。
ですが副作用が表れることもあります。
もっとも多いのは口の渇き、それから頭痛、眠気、めまいなどを起こすこともあります。
また、新陳代謝が悪くなるというデメリットもあります。
ドラックストアなどで購入することが出来ず、基本的には医師の処方が必要です。
インターネットなどで入手することもできますが、自分の症状や用法を詳しく聞くためにもまずは医師に相談することをおすすめします。
いつでもどこでもできる!顔汗を止めるツボ押し
ここからは制汗剤、サプリなどに頼らず自力で顔汗を軽減する方法をご紹介します。
まずは手軽にできる顔汗に効くツボ押しです。
手のツボ
手にあるツボだったら場所を選ばすいつでもどこでも押せますね。
オフィスや学校、公共の場ですぐに試すことが出来ますよ!
●労宮(ろうきゅう)
手の平の中央にあるツボです。
自律神経の働きを整えます。
●後谿(こうけい)
手をぎゅっと握ったときに小指の横にある感情線の端にあるツボです。
緊張をほぐしたり筋肉のこわばりの緩和、メンタル面の安定させる効果があります。
肩コリにも効きます。
●陰げき(いんげき)
手を広げたとき、小指の延長線上の腕1.5㎝下にあるツボです。
寝汗・多汗・動悸・息切れなどの症状に効果的です。
溜まった熱を放出する効果もあります。
身体のツボ
次は身体にあるツボです。
人前では押しづらい箇所もありますが、お手洗いに立ったときなどに試してみてください。
●復溜(ふくゆ)
くるぶしの内側の中心から、指を横にし2本分ほど上にあるツボです。
自律神経を整え、ストレス、多汗に効果があります。
屋翳(おくえい)
乳首の3~5㎝上にあるツボです。
顔汗を抑えるほかに、女性ホルモンの分泌、バストアップの効果もあります。
大包(だいほう)
脇の真下にあるツボです。
胸を覆うように腕を組んだときに指があたる脇の下の位置にあります。
反射を利用して顔汗を止めることができます。
首の後ろを冷やす
身体を冷やすと汗は止まりますよね。
中でも首は体温調節に大きく関わる箇所です。
首を冷やすと頭部や顔の体温が急激に下がるので、汗が素早く引いていきます。
手に水を当てて首の後ろに当てる、冷たいペットボトルを当てるなどでもいいですが、保冷税をタオルに巻いて首に巻くことで長時間楽に首を冷やすことが出来ます。
有酸素運動やお風呂で汗をかく
普段あまり動かず汗をかかない人ほど、少し動くことで急激にどっと汗を拭きだしてしまいがちです。
前述しましたが、普段汗腺が眠っていて休息状態に入っていると、毛穴の多い頭皮や顔から汗をかきやすくなるのです。
体中の汗腺を鍛えるために、普段から軽いウォーキングなどで有酸素運動をし適度に汗をかいておくことが大事です。
また、肥満気味の人は汗をかきやすい傾向にあるので、肥満解消、ダイエットのためにもお運動をしましょう。
バスタイムも汗をかく絶好のチャンス!
夏場はシャワーで済ます人も多いですが、汗腺を鍛えるためにもせめて週に何回かはゆっくりお風呂に浸かりましょう。
おわりに
一年中顔汗をかきやすい人もいますが、夏場はとくに悩みのタネとなりますよね。
女性はとくにメイクもしているし顔を洗うわけにもいかず困ってしまいます。
汗でメイクが落ち、さらに皮脂でテカってしまい夕方鏡をみてびっくり!なんてことも…。
出来る限り汗を抑えた上で、上手にメイクを直すコツなども身に着けたいですね。
夏に向けて、今のうちからベタベタ対策をしていきましょう!