前髪を切ろうか迷っている、逆に前髪を伸ばしていこうか迷っている、という場合。
自分ではどっちが似合うのか分からないという人も多いかもしれません。
実際、美容師である私自身も自分がどちらが似合っているのか判断は出来ませんが、昔は前髪ナシの髪型でいて、最近はずっと眉毛より上で前髪を作った状態でいます。
私の場合は前髪があることでずいぶん若く見ていただけるようで、おそらく前髪が合った方が幼い=柔らかい印象になるのだろうという判断で今は前髪ありに徹しています。
だからといって前髪がないのが似合わないという訳でもなく、それはそれで評判は良かったのです。
ただ、大人っぽく見えるのか、若く見られるのかという違い。
もちろんアラフォーの私は若く見られたいに決まってますので前髪を作っているという次第でございます。
結局、自分がどんな印象で見られたいかというのは大きなポイントになってくるのではないでしょうか。
したい髪型、なりたいイメージによって変わってくると思います。
ただやはり、顔のタイプやおでこの広さ、顔の輪郭なんかによっては切る長さなどを考慮した方がいい場合もあると思います。
そこで今日は、前髪をどうしようか迷った時に参考に出来る方法をご紹介しようと思います。
髪型シュミレーションアプリを使う
結構前からこのようなアプリは存在しましたが、今現在そのようなアプリがかなりたくさん存在しています。
使い方はおでこを出した状態で撮影した自分の写真にしてみたい髪型を合成してもらえるというもの。
言ってみれば人気のsnowというアプリと同じです。
髪型を変更するというもの。
アプリストアにて“ヘアスタイル”や“ヘアスタイルシュミレーション”と検索すればいろいろなシュミレーションアプリが出てきましたのでお好きなものをチョイスしてください。
どんな感じなのか、実際に試してみました
1.前髪を上げた状態、髪の毛が顔にかからないようにまず自分の顔を撮影します。
2.その後してみたい髪型を選ぶと自動的に合成してくれる。
という仕組みです。
若干違和感や気持ち悪さを感じますが・・・
大体のイメージや雰囲気はつかめるなと思います。
アプリは無料なものが多いのでぜひお試しあれ!
顔型に応じて決める
輪郭をあまり強調したくないという理由で切るかどうかを迷っているという方。
前髪を切れば輪郭がカバーされるとは限りません。
前髪があった方がいい輪郭
前髪があった方が良い輪郭は、面長・逆三角形です。
面長
顔が長くて嫌!という方は、幅を広めにとって前髪を作ると輪郭がカバーされます。
ダイヤ型
少し輪郭がゴツゴツした印象のダイヤ型の方には頬にかかるくらいの長めの前髪をふわっと流す感じで前髪を作ると◯。
逆三角形
顎が尖ったシャープな顔立ちの逆三角形さんは、目の上あたりで流れのある感じか、ゆるく巻いた動きのある前髪がベスト!
ゆるく動きがある事で柔らかな印象を与えることができます。
前髪なしがいい輪郭
丸顔
まんまる幼く見えてしまう丸顔さんは、長めのセンターパートでシャープさを強調すると大人っぽさをプラスできます。
かきあげて少し立ち上がりをつけるとさらに、ワイルドさも出ますよ。
エラ張り
エラが気になる方はノーバングがマスト。
さらにパーマをゆるくかけて周りに動きを持たせる事で輪郭の印象をぼかす事が出来ます。
前髪あり・なし どっちもOKの輪郭は卵型
どちらも問題なし!なのは卵型の方。
卵型の輪郭はノーバングでも長めバンクも、ぱっつんも眉上もオールマイティで似合うといえます。
欠点を隠すためには?
何か他の欠点を隠すためには前髪をどうすればいいか。
例えばおでこが狭いという方は縦幅を深めに取りおでこが広く見えるように前髪を切るのが良いです。
ですが、前髪でしっかりおでこを隠すより、少し隙間を作って透けた感じを出すとよりおでこが広くみえやすくなります。
他にも目が小さいのが気になる方は目の上で両目を囲むようなラウンドの前髪を作ってあげると目を強調出来ます。
目を見せたくないからと長めの前髪で隠しがちなのは逆に目が小さく感じてしまいます。
おわりに
前髪を切るか切らないか。
前髪は顔の印象に大きく影響しますので大問題だと思います。
切ってしまうのは簡単ですが、切って後悔するとこの世の終わりではないかと思えるほど凹むものですし、伸びるまでには時間がかかってしまいます。
逆に前髪を伸ばす!となると、かなりの忍耐が必要になってきます。
伸ばす過程で目に入るのが耐えられなくなりリタイアしてしまう方も結構います。
なんとか耐えて伸ばしきってほしいものです。
自分がどうしたいかが1番大事ですが、周りからの評判が気持ちを左右しますので、いろんな人からアドバイスをもらうのもいいと思います。
もちろん、美容院でもアドバイスしてもらえますよ!