背中の汗が多い人、対策はどうしてる?背中汗・匂いの予防方法

背中

背中の汗、気がつくとビッショリ…!

顔の汗、脇の汗と次いで、気になるのが「背中の汗」です。
気がつくと背中が汗でベタベタ、汗染みが一面にできていた、なんてこともありますよね。
衣類の素材や色によっては、かなり目立ってしまいますし、背中は私たちが直接見て確認できないので、特に注意している必要があり、神経質になりがちな部分です。
特に夏場は通学・通勤するだけでも着替えないといけないくらい汗をかく、なんて人もいるのではないでしょうか?
今回は、背中の汗対策・匂い対策を紹介しますね。

どうして背中一面に汗をかくの?

背中

腕、お腹、脚に比べても、背中は一面にたくさん汗をかきやすい部分ですよね。
「なんで背中だけこんなに・・・」とウンザリしちゃいますが、その理由は、背中には汗が出る腺、「汗腺」が非常にたくさんあるためです。
背中は私たちの体の中でも、大きな面積を占める部分です。
体が熱くなった時、体温を下げる為にも、たくさんの部分を一気に冷やしたほうが効率が良いですよね。
そのため、背中にたくさんの汗腺があると言われています。
また、上半身は体の大切な臓器がたくさんありますから、その臓器に熱をこもらせない役割も果たしていますよ。

背中汗の予防方法① エアコンの温度を下げすぎない

エアコン 寒い

特に夏場は、学校、職場、家、レストランなど、室内はエアコンがガンガンきいている所が多いですよね。
エアコンの温度が低いと、実は多汗の原因になってしまうんです。

特に、屋外が暑い日には注意が必要。
室内と屋外の温度の差が激しければ激しいほど、私たちの体の体温調整機能が下がってしまいます。
ずっとエアコンのきいた室内にいて、急に暑い外に出ると、背中の汗が一気に噴出してしまうのは、体温調整が追いついていけないから。

対策としては、室内でも、少し暑いな、と感じるくらいの温度に設定することです。
暑いと逆に汗が出てきそうですが、トータル的に考えると、いつでもどこでも同じような温度でいることが、汗のコントロールがよりしやすくなります。

そうは言っても、お店など室温調整が自分でできない所もありますから、必ず夏場でもカーディガンを一枚持ち歩くようにしましょうね。
暖かい飲み物も◎ですよ。

背中汗の予防方法② 食生活を改める

ジャンクフード 禁

食べ物と背中の汗の関係も見逃せません。
偏った食生活は、多汗の原因はもちろん、お肌にも髪にもよくありませんし、ストレスを溜める原因にもなりますので、今すぐに見直すべき項目のひとつです。
主に、脂っこいものや糖質の多い食べ物、アルコール、辛い食べ物は、汗の量を増やし、体臭もきつくしてしまう傾向にあります。
また、脂質の多い食べ物、甘い物は特に、皮脂を過剰に出してしまい、毛穴汚れや背中ニキビにも繋がってしまいますので、とり過ぎには十分注意する必要がありますよ。

しかし、現代では、甘い物、脂っこいもの、コンビニのお弁当や冷凍食品などに頼らずに食事をする方が逆に難しいですよね。
脂質や糖質は中毒性もありますから、継続して余分にとり続けていると、常習化してしまうのも厄介です。

コンビニのお弁当は本当に忙しい時だけ、ハンバーガーなどのジャンクフードは月に1回だけ、などと自分で「食の約束事」を決めるのが良いでしょう。
おすすめは、「友達とランチに行くときだけ甘い物をたくさん食べられる」など、人と会う時には自由に食べてもいいルールです。
人と会う時にお互い自由に楽しく食べられれば、楽しさの効果も相まって、ストレスの発散にもなりますよ。

背中汗の予防方法③ ストレスを溜めない

350

上記でもちょこっと取り上げましたが、ストレス発散は汗の予防に効果大です。
恋愛のこと、人間関係のこと、仕事・家事・育児のことなどでストレスを溜めていると、体の機能を正常に保つ役割をする自律神経が乱れてしまいます。

自律神経の乱れは、あらゆる体の不調をもたらす元であり、ストレスのせいで疲れやすくなったり、寝付けなくなったり、食欲が落ちたり、(または増加する)、肌や髪のツヤをなくしたり、と、マイナスダメージを引き起こします。

背中の汗もその一例であり、何もしていないのに汗が出る、動悸がするなどの症状を起こす人も少なくないといわれています。
また、一時的なストレスや緊張のせいで、急にどっと冷や汗をかいてしまうパターンもあります。

何か人前で発表する時など、緊張して喉がカラカラになって、汗が出てくる、なんてこと、誰しもが一度は経験したことがあると思います。
緊張しやすい人は特に、大人になっても、緊張やストレスのせいで背中の汗が出やすい体質になってしまっています。

できれば、ストレスを感じにくい、ためにくい性格になるのが一番です。
そのためにも、普段からあまり考え過ぎないこと、心配しすぎないこと、楽観的に考えることなどを心がけてくださいね。
辛くなったら、誰かに愚痴を聞いてもらうだけでも、かなり楽になると言われていますよ。

背中汗の予防方法④ 運動をする

350 運動 ストレッチ 外
みなさんは定期的に運動をしていますか?
体を動かすことで、汗腺を鍛えることにもつながります。
運動を普段していない人は、運動を定期的にしている人に比べ、汗腺の働きが衰えているといわれています。
週に2~3回のペースでもかまいませんので、軽くウォーキングやジョギングなどの運動をするようにしましょう。

また、体に内臓脂肪がついている場合、暑くなると体内温度を下げようと汗を必死に出そうとします。
内臓脂肪は体に熱を溜めてしまいますので、余計に背中の汗が増える原因になるんですね。

痩せているように見えても、実は内臓脂肪がたっぷりついている!というケースも少なくありません。
内臓脂肪は食生活や運動で簡単に落ちていきますから、運動面と食生活面に気をつけるようにしましょうね。

背中の匂い・体臭予防

後ろ姿 散歩

背中は汗の量も多いですが、それに伴って気になるのが、「匂い」ですよね。

背中の匂いや体臭の原因は、汗と皮脂に関係しているといわれています。
本来汗そのものには匂いが無く、汗につく雑菌が匂いのもとになっています。
ですから、汗臭い匂いをとるには、「汗をかいたな」と感じたら、すぐにタオルなどでふき取ることです。
タオルだけですと、まだ汗が残っている場合もありますから、制汗剤や汗拭きシートなどでケアをして下さい。

一方皮脂に関しては、脂っこい食べ物、甘い食べ物をとりすぎていると、汗腺から余分に出てくるものです。
そちらも何もせずに放っておきますと、皮脂が酸化して匂いの元になってしまいますので、こまめなケアが必要。
もちろん、脂っこいものや甘い物を取り過ぎないようにするのが一番ですけれどね。
体だけではなく、衣類、寝具にも皮脂や汗がつきますから、汗をかく夏場、汗のにおいがこもりがちな冬場も、しっかり洗うようにしましょうね。

背中の匂いをとるための正しい洗い方

背中の匂いをとるためには、常に背中を清潔に保っておく必要があります。
普段、私たちが毎日できるケアとしては、入浴時に正しく洗うということでしょう。
日中、清潔で汗臭くなくいるためにも、正しい洗い方のポイントを3つ紹介します。

①ボディブラシやボディタオルで体をゴシゴシこすらない
②洗い残しの無い様に、泡はしっかり落としきる
③できれば、肩まで湯船に浸かってから洗う

まず、ボディブラシやタオルで体を強くこするのは絶対にNGです。
肌を傷つけてしまうのはもちろん、皮脂を取りすぎてしまい、逆に肌を乾燥させ、皮脂をもっと過剰に分泌してしまう恐れがあるから。

また、洗い残しは、雑菌の繁殖の原因になりますから、しっかりお湯で全部オフするのも大切です。

そして最後のポイントの、「できれば肩まで湯船に浸かってから洗う」は、入浴時に汗をかきやすくし、溜まった皮脂汚れや汗を出しやすくする効果もあるので、夏でも、肩まで浸かるのがベストですよ。

おわりに

背中の汗って意外に厄介ですが、きちんとケアをすれば、夏場でも快適でいることができます。
通気性の良い服を着ることも、背中の汗や匂い対策に繋がりますので、綿やコットン、麻などの素材の服を利用しましょうね。

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